3号着建造計画 第2次中間報告
作業内容 | 備 考 |
’00.06.02 自分の頭のサイズの大きさにするため、トルソ上に粘土の盛りつけ作業を続ける。特に縦方向の高さがかなり足りない。前作で使用したタミヤカラーのいらなくなったキャップ等をいくつも頭の上に載せ、その上から粘土を盛りつける。作業時間の短縮と原型の重量軽減を図る。シンジ面で残した粘土1/2は全て使い切り、5月に買い付けた粘土の1本目を開く。 本日の実作業時間1.0時間。 |
デタラメに粘土を盛りつけていくと後で整形の際に大変な目に合います。盛りつける分量を左右均等に付けながら進めます。 また、単色の粘土は顔の中の目鼻の位置が把握しにくい。この段階なら原型にメガネをかけさせると位置関係が掴みやすいです。先に進むと原型自体が大きくなるので、メガネをかけさせるわけにはいかなくなってくるので、早めに位置関係のイメージを掴むことが大事。 |
’00.06.04 今日も盛りつけを続ける。 明日のために、その1。バターナイフですくい取った粘土をえぐり込むように延ばしながら、盛るべし、盛るべし、盛るべし・・・。 本日の実作業時間1.5時間。 |
この段階では頭蓋骨をイメージしながら粘土を盛りつけていくとまとまりやすいようです。「表情」が必要な「顔」より無表情な頭蓋骨の方が簡単だからかな?。インターネット検索で「頭蓋骨」を検索するといくらでも画像が出てくるので、よく観察し、イメージを頭に描いておくこと。 アニメ顔といえど、人間の顔。そしてその基は頭蓋骨。だから、頭蓋骨が出来れば、あとはデフォルメしてアニメ顔に近ずけることが簡単になります(必ずしも頭蓋骨そのものをきっちり作る必要はないですよ〜。) |
’00.06.07 ようやく資料用の画集をゲットする。出来れば古本屋で安く入手したかったけど、人気作品だけにまだ古本にはでまわっていないんだろうか。でも、背に腹は代えられない。 また都内某所でメノコマキリさん、素材屋龍之介さんと会食、根岸定食に舌鼓を打つ。近日行われたメタ研オフ会の話しや次回作の話しに花が咲く。また、会食は出来なかったが、就職活動中のオーガモンズ1号、2号(?)にも会うことが出来た。制作の話しばかりをしていた訳ではないが、こういった同好の士と話しをしているとおのずと制作にも燃えてくる。 よし、やるぞ〜 けれども、家に帰り着いたのが24時を廻っていたので、その日はすぐに寝る。 |
資料用画集1800円出費・・・トホホでござる。 でも、可愛いなぁ〜ま、いっか(^^) |
’00.06.10 よし、再び粘土盛りつけ作業開・・・の時に南霧涼さんより電話。 「これから遊びに行ってもいい〜?」 「うん、いいよ・・・・」 かくして今日も作業は出来ず。遊びの誘惑に弱いのですぅ。 |
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’00.06.11 粘土をひたすら盛りつける。盛るべし、盛るべし、盛るべし・・・・ このころから、キャラの顔をおおまかに輪郭させ始める。しかし、これを見ただけでキャラが分かったら凄い。まだまだ先は遠い。正面から重点的に盛りつけたので側頭部はまだほとんど手を付けていない。 5月に買ったアルテラHの1本目を使い切る。粘土ちょっと足りなくなるかも・・・ この日の実作業時間4時間。 |
この段階はひたすら腕力勝負ですが、ただ力任せに盛りつけていると、左右のバランスを失ってきます。更には粘土自体が固いので、どうしても利き腕1本で盛る傾向になってしまいますが、そうすると顔全体が傾きがちになります。宮本武蔵は左利きだったことが、彼の描いた絵から判明したそうですけど、これは絵筆を持つ向きで決まってしまう線の向きがあるそうです。自ずと粘土の盛り上がってくる方向というのもあるかもしれません。時折原型を手に持って上下左右から眺めて、時には違う向きから盛りつけて、バランスを修正していかないといけません。 (これをおろそかにして、かなり盛りつけた後にゆがみに気が付くと、大変な労力をかけて修正しなければならないです。大抵、削って付け直すことになります。補正しようと反対側に盛りつけていこうとすると収拾がつかなくなりがちです。意図せずに4次元怪獣が出来てしまったりします) |
’00.6.13 更に粘土を盛るべし、盛るべし、盛るべし・・・・ この日の実作業時間 1.0時間 |
以上、第2次中間報告(6月上半期)終。
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